楽しみにしていたペインクリニックが2回ともろくに効果が出ず…
痛みに毎日のたうちまわって過ごしているうちにまた季節が過ぎて行った。
あっという間に秋でまた寒さが体をキリキリと痛め付ける。
ペインクリニックまでまだ遠い…。
先週の火曜に打ったブロック注射が久しぶりに効いてくれて
ようやく眠れるようになったが、相変わらず体力が無いのですぐに起きてしまう。
毎日がすごく長いのに、日にちは凄まじい早さで進んでいく。
なんのために生きればいいのだろう?
今日久しぶりに“師匠”の姿を見ることが出来たのだが
私が喉から手が出るほど望んでいたポジションには別の人が立っていた。
もう嫉妬すら起きなかった。
だって私は羨んでももうそんな場所へ行くことは出来ない。
初めの一年目は絶対治してまた夢を追うんだ!と意気込んでいたが、年々症状は重くなり痛みは強くなって体力もなくなっていった。
夢も諦めた。
大好きな仕事も辞めた。
結婚も辞めた。
最愛の愛犬も自分では世話が出来ないため、元婚約者に譲った。
惰性で過ぎて行く毎日。
体の痛みが強くなるたび、まるで“早く死んじゃえ”とせっつかれているような気分になる。
365日インフルエンザにかかっているような症状だと言えば辛さがわかるだろうか?
高熱が出たときのような倦怠感と酷い関節痛。
それに身体中にガラス片が刺さったような鋭い痛み。
医者が引くようなレベルで鎮痛剤を飲んでいるおかげで線維筋痛症はかなり抑えられているが、それでも酷い日は寝返りで飛び起きるレベル。
髪の毛が顔をかすめただけで、切られたような痛みが走る。
敏感に痛みに変換して少しかすっただけでも反応するかと思えば、火傷してても気付かなかったり、パン切り包丁でギリギリ自分の指を切ってても気付かなかったりと痛みに鈍くなっている時もある。
医者の話だと他が痛すぎると、軽い痛みは感じなくなるためらしい…。
来月で新型コロナに感染して丸三年。
もう夢の中でも健康だった時代の自分の姿が思い出せない。
あまりにも夢から遠い場所まで来てしまった。
どんな辛い人生でも夢があったし、隣に愛する犬がいたから生きてこられた。
どうして全て奪われるのか。
本当に私は運がない。
神様も私に変な期待を持たせないようにあえて辛い人生にしてるのかな?
どんなに頑張って頑張ってがむしゃらに生きても、いつも早く諦めろと言われているかのような不運が起こる。
誰も助けてくれない事を知っているから自分で頑張って来たのに
どうして邪魔ばかりされるのか。
ほんのちょっとの幸せを感じることも許されない人生を前向きに生きるなんて
気が狂わない限り無理だね。